(ご主人) 突発的な感じです。 以前から家を建てたいとは考えていました。 以前住んでいた土地もありましたが、土地から探しました。
当時子供が保育園に通っていましたが、学区内にいい土地がないかなと探しました。
たまたま通りかかった時に、この土地が売りに出ていることを知りました。
そこで、「不動産屋に行ってみようか」となったことがきっかけですね。この土地に出会っていなければ、まだ建てていなかったかもしれません。
(ご主人) 突発的な感じです。 以前から家を建てたいとは考えていました。 以前住んでいた土地もありましたが、土地から探しました。
当時子供が保育園に通っていましたが、学区内にいい土地がないかなと探しました。
たまたま通りかかった時に、この土地が売りに出ていることを知りました。
そこで、「不動産屋に行ってみようか」となったことがきっかけですね。この土地に出会っていなければ、まだ建てていなかったかもしれません。
(ご主人) そうです。家を引き継いだのですが、昭和43年に建てた家でしたので、将来的には、いい土地があれば建て替えたいとは思っていました。
以前住んでいた土地は坂の多いところで、雪の日はタクシーも来てくれないような場所でした。
当時はまだ母も健在でしたが、介護ヘルパーさんの車も来てくれませんでした。そういうこともあり、将来的にも住みやすい土地を探していました。かといって、住みなれた秋葉区を離れたくないなという思いもあったタイミングで、この土地に出会えたんですね。
(奥様) この土地は、たまたま公園に行った時に通りかかって見つけました。
(ご主人) 売地という看板が立っていまして…。
(奥様) ここなら、今までよりははるかに生活しやすいかなと思いました。
(ご主人) そもそも社長とは同級生でしたが、諸橋工務店さんにいるとは知りませんでした。社長と再会するまえに、ハウスメーカーの住宅展示場やモデルルームには行きましたが、住宅展示場の家は、現実とかけ離れた感じがして…。大きすぎる上に、価格も高く…。知り合いに建築屋がいるぞということを聞きまして。
そこで、聞いた名前をネット検索したら諸橋工務店さんが出てきたんです。
そこで、「ちょっと話を聞くだけ聞いてみようか」ということになりました。それから事務所にお邪魔しました。
(ご主人) 会って話をしたのは、中学以来でしたね。
でも、まだその段階では土地を決めていませんでした。不動産屋とは話をしてはいましたが…。その時は不動産や建築に関しては全く知らなかったので、「いい土地がある」ということで諸橋工務店さんにも一緒に行ってもらいました。
今の会長さんにも一緒に不動産屋に行ってもらい、話を聞いてもらいました。
(ご主人) 仲介料も出ないのに、ここまでやってもらったら…失礼なことをしたんじゃないかと思いました。
土地の契約は私一人でしましたが、それまでの流れの中でも手伝って頂きました。
その時には諸橋工務店にお願いすることはもう決めていました。 「ここまでやってくれる会社に間違いはないだろう」と。人で選びました。
(ご主人) そうです。あとは、住宅展示場で大手ハウスメーカーを見ただけです。シンプルモダンな家が好きだったので入ってみたのですが、ハウスメーカーの営業マンの説明がよくわからなくて。
営業も一方的にされてしまい、正直ちんぷんかんぷんでした。少し話を聞き、パンフレットをもらっただけでした。
(ご主人) 苦手です。
(ご主人) 事務所に行ったときには、「とりあえず間取りだけでもしましょうか」という気軽な感じでした。
その次の時に設計士の平山先生に会わせて頂いたのですが、まだその時は具体的なイメージは抱いていなかったので、「玄関は広くて、こんな感じで」と曖昧なイメージをお伝えしたら、その場で平山先生もどんどん書いていかれるので、すごい人だなと。
そこまではとんとん拍子でしたね。 とは言っても、30数坪で建てる家というのがイメージできなくて、諸橋工務店さんで建てられた方の家を何軒か見せて頂きました。
実際に住んでいらっしゃる家で、そこも30数坪だったので「こんな感じなのか」とイメージが湧きました。既に住んでいる家を見せて頂けるというのはなかなかないと思います。
(ご主人) そう思います。作る側も自信があるから見せられるのだとも思います。
(ご主人) はい。家のイメージをしっかり持つことができました。
(ご主人) 家づくりってこういうものかと。ただただ圧倒されたという感じですね。 「吹き抜けは欲しいですか」と聞かれ、「欲しいですね」といった要望の出し方でした。
家族が3人なので大きな家にはならないだろう、でもゆったりとした空間にしたいという希望はありました。
そういう点でも吹き抜けはいいのかなと。 プランも5、6回は書き直してもらいました。
(諸橋工務店・澤井) 外観や屋根などもこだわりましたよね。
(ご主人) 間取りが横長というのは最初から決まっていましたね。シンプルモダンだから、大屋根がいいとお伝えしていました。
(諸橋工務店・澤井) 私の記憶では、外観と屋根にこだわりがおありでした。ファサードも見栄えにこだわりをお持ちでしたね。
(ご主人) プランが固まるまでに半年くらいかかったんじゃなかったでしょうか。ケンカしたこともありましたね。
(ご主人) 今、自分の家を建てている社長は、当時の私の気持ちを解ってくださってるんじゃないでしょうか。
(諸橋工務店・澤井) どんなご家庭でもそうなのですが、旦那さんと奥さんとの好みが異なることがほとんどです。私の場合は家族の在り方から考えました。
(ご主人) 私は、形は譲れなかったですね。
(諸橋工務店・澤井) 申し訳なかったのが、奥さんの抱くイメージがなかなかつかめなくて、他にお見せできる家がないか探したのですけれどもなかなか見つからなくて。
(奥様) 私は大屋根ではなくて、普通の屋根の家がいいなと思っていました。
(奥様) 図面を見せてもらって「まぁ、これならいいかな」という感じでしたね。
(ご主人) 私は、自信を持って決定しましたからね。
(諸橋工務店・澤井) 外観は緻密に作っていますね。バランス感というのか。窓の位置、高さまでこだわりました。
(ご主人) 窓を2センチ動かしてくれなどという要望も出させてもらいました。
(諸橋工務店・澤井) 具体的に要望を出してくだされるので、とてもわかりやすかったですね。パースもソフトを買ってご自分で書いてこられるし、「じゃあこれにどうやって近づけようか」と考えやすかったです。ガラスブロックの位置まで考えておられましたよ。
(ご主人) 自分で考えないとダメなタイプなんです。始めると楽しくなって、のめり込んでしまいました。
ここまでやると金額がこうなるんだということもわかりました。
将来的な事も考えた家づくりをされる方もいらっしゃると思うのですが、私は「今住みたい家」を作りました。将来はどうなるかわからないですし、だったら今住みたい家を、と考えたんです。
(ご主人) 1年半ですね。長くかかったとは思いますが、言い換えれば、その期間が準備期間になりましたね。その期間があったからこそ、じっくり考えることができたのも事実です。
(諸橋工務店・澤井) 土地も、遺跡の発掘などがありましたね。準備期間が長かったので、その間にショールームに行ったりできましたね。
(ご主人) 自分でメーカーに行ってサンプルをもらって来たり、細々したことまでやれましたね。
(諸橋工務店・澤井) 「この床を」「このドアを」と、素材から選んでいただきましたね。
(ご主人) 頭の中にできていたイメージがあって、それに実際のものを当てはめて行きました。これ以上悩めないというところまで考えましたね。
(奥様) 主人はかなり熱中していましたね。
(ご主人) 限定ものに弱いので、ハマりやすい方かもしれません。諸橋工務店さんは自由設計というだけあり本当に好きにさせてくださるんです。
大手のハウスメーカーだったら、「これ以上はできません」と言われてしまったと思います。 窓を付けてから「2センチ動かしてくれ」とまで言ったんですから。
口では言い表せないけれども明確なイメージを抱いていたので、ぱっと見た時にちょっと違うなと…。たった2センチなのですが、私にとっては大きな2センチでした。
大工さんにお願いして、すぐにOKしてもらえました。
(諸橋工務店・澤井) どうしても図面ではイメージしづらいところもありますから、現場で変更が入ることもありました。
先ほどの窓のお話もそうですし、2階のクローゼットは小屋裏分部と、最初は2分割だったものを仕切らない形に変更しました。 諸橋工務店では、現場で変更が入ることは珍しくはありません。 これも諸橋工務店ならではなのかもしれませんね。
(ご主人) 小屋裏も変更できたおかげで収納力はアップしました。
(諸橋工務店・澤井) そうは言っても、こちらの家は現場での変更はほとんどありませんでした。それまでにじっくり緻密に考えて展開図も作りましたし。
(奥様) しつこいほど現場にも見に行っていましたね。
(ご主人) 仕事の日以外は毎日現場に行っていましたね。出来上がるまで不安はありました。「本当にこれが正解だったのか」という意味で。サンプルをもらって自分で合わせて考えてみても、全体的に見た時にどうなのかよくわかりませんでしたので。
窓枠など、諸橋工務店さんでも使ったことのない色遣いがあったようです。
普通は窓枠は床などに合わせるようなのですが、それだとぼやける感じがしてて…。シャープさが欲しくてグレーにしてみました。サッシメーカーのショールームにも3回行ったでしょうか。シルバーを入れることでアクセントになると思いました。
(ご主人) 間接照明を取り入れたのですが、成功するのかどうかは少し不安でしたね。いろいろな雑誌で見てかっこいいなと思っていたのですが、果たしてその通りになるのかどうか…。とにかく天井に出っ張りを作りたくなかったので、全部埋め込みです。
(奥様) 私の友達なんかは、「明るいね」と言いますけれども…。
(ご主人) 自己満足ですかね。玄関の石にしても、誰も見ないですからね。実際住んでみて、自分自身でも眺めて見るようなものでもないですしね。
(諸橋工務店・澤井) こだわりがありましたし、打合せの期間もきちんと取れましたし、とにかく楽しんでもらいたいなと思いました。要望がありすぎると、通常ハウスメーカーでは断ります。
諸橋工務店は「できません」とは基本的には言いませんから。
(ご主人) 床を選んだ時点で標準から外れましたからね。見栄っ張りなもので、正面はとてもこだわりました。
(諸橋工務店・澤井) 水回り含め、ほぼ標準ではありませんね。
(ご主人) 家のほとんどは私が決めさせてもらったので、水回りだけは嫁に自由に選ばせました。
(諸橋工務店・澤井) この家の完成見学会の折込チラシのキャッチは「社長、家づくりって妥協しないでいいんですね」でした。
(ご主人) 諸橋工務店さんが建てられた家で、一軒衝撃を受けた家がありまして。
オーナーさんに「時間がかかったでしょう」と聞くと「もちろんかかった」と答えられました。 いろんな家を見るうちにこだわっているかどうかわかるようになりました。
そこで、もう一段階ギアが上がりました。工務店さんが実際に建てた家を見せてもらうというのは、いい経験になります。その家を見てから、既に決まっていた壁紙の色を変えました。
(諸橋工務店・澤井) そもそも色合いや形に対するセンスがある方なんです。
(ご主人) ほぼ100%だと思います。こまごました点はありましたが、満足です。暖かいですし、家の作りに関しては本当に満足しています。1階はエアコン1台ですね。補助暖房機はありますけれど。2階は蓄熱暖房は切ってあります。吹き抜けは少し心配でしたね。寒いんじゃないかと。実際にこれだけ暖かければ充分です。冬場でも1階は23度、2階でも20度はだいたいありますから。気密性の高い家はいいですね。
以前の家が寒かったのもありますが、とても快適です。
(奥様) 私も満足でした。 キッチンからリビングやテレビを見ることができるのでいいですね。
(諸橋工務店・澤井) 通常のご家庭だと、家づくりで何から始めていいかわからない状態の方が多いのでこちらから提案をどんどんするのですが、千原様宅では、その部分を既にご家庭内でやっていてくださるので楽でした。
(ご主人) ずっと今の会社に勤めているので、初めて違ったことをするのが楽しくて楽しくて。新しい発見、いろんなことの勉強、すごく楽しかったです。
この家に引っ越してからはリビングにいることが多いですね。リビングか、寝室か、スタディコーナーか…。スタディコーナーには、フィギュアが飾ってあるんです。
(ご主人) 吹き抜けなので、音が響くのはありますね。気密性が高いのでなおさらなのかな。
(奥様) その分、中の音が外に出て行っていないような気がします。
(諸橋工務店・澤井) 諸橋工務店の家は外部の音が入りにくいんです。
先日、お子さんがピアノを弾いていたところに行きあたった家があったんですが、音がほとんど外に漏れていませんでした。防音にはしていなかったのに。
(ご主人) 頭の中で想像した家と、それにかかる資金を紙に書き出したりしてはいました。予算は粗方決まっていましたから、その中で「これを実現するには、この部分をどうにか削れないか、他のものに変えられないか」など考えましたね。
それでも当初予算よりはオーバーしましたが…。
(ご主人) 自分の意見を押し通すことが大事だと思います。遠慮しないことだと思います。
たまたま同級生ということもありましたが、少しでも疑問に思ったことがあればとことん聞くべきでしょうし、自分で調べて「こういうのはどうなの」と尋ねるといいと思います。
専門家としてダメなものは「ダメ、やめておいた方がいい」と言ってくれますから。
(ご主人) あと、諸橋工務店さんも言っていましたが、お金の面も本当に払える額でということですね。生活自体が苦しくなってもよくないですから。
(奥様) 主婦としての意見は、サンルームがあった方が絶対にいいです。ないと、どうしても部屋に干してしまい、湿気で畳がカビそうになったりなどありがちですから。前の家ではやはり部屋干ししていました。散らかりがちですよね。「結露がないのがいいね」ってお友達は言ってくれます。
(ご主人) つららもできないよね。家づくりにおいて、断熱はとても大事だと思います。
(奥様) お風呂もすぐに温まるので、寒いとは感じません。
(ご主人) 朝は余熱なのか、暖かいですね。また、誰もいないところに帰ってきてもほんのりと暖かいんです。